2012年06月02日
感じて、謝る。
ご
め
ん
な
さ
い
を
あ
り
が
と
う
「感謝」の”謝”は「謝罪」の”謝”、
「謝罪」の”謝”は「謝礼」の”謝”。
「ありがとう」と「ごめんなさい」は多分兄弟だ。
(現実的には反対語かな?いや、類義語でもいいかもしれない)
「ありがとう」と「ごめんなさい」は
「愛してる」と同じくらいに心と密接な言葉たち。
礼儀の中でも特にこの二つを大切に、躾をしています。
いいことをしてもらったら「ありがとう」。
わるいことをしてしまったら「ごめんなさい」。
いたって単純、ごく当然のことではあるものの、
「(こういうとき)なんて言うの?」
と、半ば強制。(最初のうちはね・・・)
お礼をすることは損得に関することなのでまだ簡単なものの、
詫びるということは納得に関わることなのでなかなか口が重い。
きちんと話の筋を理解し、非を認めた上でじゃないと意味が無い。
だからシュンとしながらも「ごめんなさい・・・」としっかり言えた時は
「ちゃんと謝れたね。”ごめんなさいをありがとう”。」
って褒めてあげたい。けどこっちも怒ってるとなかなか口が重い。
先日、娘が友達と喧嘩して見せ掛けの仲直りでよけい一悶着。
一通り詳細を聴き、解決策を問うと「謝ってほしい」とのこと。
「じゃあ(逃げないで)ちゃんと(向き合って)話しなさい」
「相手もきっちり理解できればしっかり謝ってくれるよ」
「そして謝ってもらえたら”謝ってくれてありがとう”って言いな」
善し悪しが曖昧な場合はお互いに謝り合うものでしょうが、
正否がハッキリしている場合は「コチラこそゴメンね。」より
「”ゴメンナサイ”って言ってくれて”アリガトウ”」
って、”謝罪”に対して”謝礼”で返してもいいと思う。
いや、むしろその方がいい。(要求を呑んでもらったんで)
「御免なさい」に「有難う」って。
追伸
ちゃんと仲直りしたあとの後日談、娘の友達の方から
「私たち、前よりもっと親友になったよ!」
と、報告がありました。
Posted by abo at 00:52│Comments(0)
│明言