2016年03月02日
障害だらけの生涯です・・・
解
離
性
同
一
性
生
涯
※是非補足(続き~)も読んでください↙
「解離性同一性障害」
・・・俗にいう精神分裂病、
多重人格といった具合か。
性格の分配、心身的役割分担、
自己責任の細分化、心理のカテゴライズ・・・
実際に複数の人間の精神達が
一つの体(頭?)の中に所狭しと
共存(混在?)しているわけではない。
緻密に配役された精神(人格)たちは、
いや、巧みであればあるほどに、
その一つ一つ(一人一人?)は
実に浅はかで薄っぺらい。
「分裂病」とはよく言ったものだが、
決して分裂→増殖していくものではなく、
多重的に人格達が産まれたわけでもなく、
唯一つの脆弱な心が(一つしかないからこそ)
小間切れになったにすぎない・・・。
女性に特化した「演技性多重人格」というものもあるが、
詐病であれ仮病であれ、
虚言であれ狂言であれ、
思い込みであれ思い違いであれ、
それら自体が立派な病、
精神疾患である事に違いはないと思う。
・・・精神疾患?
いや、
誰もがその場の状況・相手に応じて、
自分を偽ったり、誤魔化したり、
演じたり、成りきったりして、
人生および人間関係の円滑化を図っている。
(成果の良し悪しは別だが)
誰もが自分を使い分ける事によって、
上手く生きようとしている。
(意識的にも無意識的にも)
その生きる術、生きる為の自己防衛、
生き抜く為の有用性を否定しない。
(単なる責任逃れや自己顕示の類は別だが)
しかし、
どれだけ自分や他人を欺いても
結局は一つの真実。
どれだけの人格が存在しても
結局は一人の人間。
どれだけの人間に成っても
結局は一度きりの人生。
どれだけ分裂しても解離しても
結局は一繋がりの生涯。
・・・決して逃げ場のない人生・・・
なんの障害もない生涯などあるものだろうか?
便利な脳内メカニズム。
幸せは増殖し、悲しみは細分化される・・・
そんな精神構造が人間には必要だ。
・・・いや、
全ての業を等身大に受け入れる
「強さ」が本当は必要なんだろうな・・・
(話も解離してしまったかな?w)
Posted by abo at 10:45│Comments(0)
│確言